

『私の骨』(2001年)で映画監督デビュー。『浅草堂酔夢譚』(99分ワンカット)、『池島譚歌』(レール移動距離1km)など、撮影様式に挑戦し続ける作風で知られる。長編・短編あわせて国内外上映/受賞歴多数(モナコ国際映画祭 準グランプリほか)。
社会派 × ドキュメンタリー/演出指導に強み。映画制作・番組制作・講義・ワークショップまで幅広く対応。
2025年7月 映画「偏向報道」のクラウドファンディングにて150%達成。報道を鵜呑みにせず、自分の視点で“見極める力”を育む参加型の映画プロジェクト。2026年6月公開予定。
- 作品:『私の骨』『浅草堂酔夢譚』『池島譚歌』ほか
- 受賞:モナコ国際映画祭 Independent Spirit Awards(準グランプリ/主演男優賞/主演女優賞)
- 上映:Japan FilmFestival in LA、シンガポール国際映画祭、インド国際映画祭 ほか
映画監督おぎのきんしろうです。
西武ライオンズと猫をこよなく愛し、むさし・れな・くうという3匹の保護猫と暮らしながら、日々、映画のことを考えています。好きなものは杏仁豆腐とメロン。いつも赤い服を着ているので、仲間からは「紅い悪魔」と呼ばれています(笑)。そんな私ですが、現場では石立鉄男さんに「鉄の心臓に毛が生えている」と言われるほど、作品と観客に執念深く向き合います。
映画という文化が、次の世代へ健やかに続くこと——
それが私の願いです。「映画は儲からない」「作り手が食えない」と言われる時代だからこそ、制作の前段から透明性の高い仕組みで資金を集め、返済を前提としない支援を広げることで、赤字にしない映画づくりを当たり前にしたいと考えています。
作品のクオリティと制作現場の持続性を両立させること。観客に正直であること。関わるすべての人が誇りを持てる経済設計にすること。その積み重ねで、日本の映画界を世界一にする。
For the Next Generation.
映画監督をしていたことをきっかけにテレ東「家、ついて行ってイイですか?」「Youは何しに日本へ?」のディレクターをする。その後、TOKYOMX「モーニングCROSS」(2016年〜2018年3月)の芸能部ディレクターに。
2018年3月
テレビ朝日「スーパーJチャンネル」のディレクターになる。テレビの報道番組は初だったが、経歴を認められて、突然、ディレクターになる。
所属は、テレビ朝日の子会社、テレビ朝日映像株式会社。
報道ディレクターになったのは『事件の時に被害者家族や関係者に「今のお気持ちは?」と聞くのが嫌いで、それをやめさせたい』と思っていたから。
突然のディレクターだったので、最初の現場で、先輩について行くと
・あるお店の取材だったが、お店の人と打ち合わせ、取材に相応しいお客をピックアップしてもらい、その人に、“お店”側が「その日に来て」と連絡し、それを撮影。
・違うインタビューコメントを持ってきて、モザイクをかけることでごまかすという技だった。
それに関しては上司から
・「撮影があるからきて」はNG。「きてくれるといいな」はOK。
・取材者が嘘を言ったらNG。取材者が本当のことを言えばOK。 と教わる。
いわゆる制作会社の慣習のグレー取材。
実際には、ある放送では上司がタレントを準備して、それを撮影した。
この時、タレントが取材内容の考えを持っていたかどうかは不明。
以下のことが続き、報道に嫌気がさしてくる。
・答えありきの取材
・放送作家との打ち合わせは報道部の外。それはパワハラがひどいので、部内だと部の雰囲気が悪くなるからという理由だった。
・上司たちが取材者を「じじい」「ばばあ」と言っていた
・コメントしてくれた人の名前のテロップを間違った時、その人が見てないと分かったら、それでいいとしたこと。
2018年10月
報道と同じテレビ朝日映像の美術番組「DESIGN CODE」も担当。
報道と美術番組の同時担当は一般的に行われないが、報道だけをやりたくないというおぎのの意向と、美術番組からの推薦で可能に。
2019年3月
同じテレビ朝日映像の美術番組ディレクターは続けるという条件で、報道から円満引退。
2019年4月
テレビ朝日映像の美術番組「DESIGN CODE」終了後、同じテレビ朝日映像の美術番組「白の美術館」ディレクターに。
2019年6月
同じくテレビ朝日系に呼ばれ、abemaTV「ABEMA Prime」火曜班ディレクターに。
しかし台本がある討論番組に疑問を持つ。
2019年7月
参議院選挙の報道で立花孝志氏の担当に。
その理由は、誰も立花孝志氏に“近づきたくない”であり、テレビの報道にうんざりしていたこともあって、担当する。
2019年9月
当選後、立花氏が「YouTubeは消えてしまう。映画を撮って欲しい」ということで、abemaTVより引き抜かれ、立花孝志個人の専属カメラマンになる。
同時にテレビ朝日映像「白の美術館」からも引退。テレビ朝日映像、円満退社。
“映画を撮る“ということ、”イデオロギーは伝えない“ということで、「NHKから国民を守る党」ではなく、「立花孝志ひとり放送局」と契約。
2019年9月
同時にTBSスパークルからディレクター依頼。ヤラセ事件発覚で依頼取り消し。
(後にBPO問題が出たときに「どこでもやってることですから、落ち着いたら戻ってきてください」と言われる)
2019年10月
テレビ朝日内でヤラセ内部告発(匿名メール)が出る。
その際、担当したのはテレビ朝日本社の上層部のA氏。
A氏とは5回のヒアリングを行い、結果、BPO案件になる。
A氏はそのヒアリングの中で、番組制作会社内の問題にも注目する。
形としては
・“出演した、おぎのの知り合いは「嘘」を言っていない。「来い」と言った証拠はない。ということでグレーゾーン”というテレビ局の主張
・BPO審査にはAD、放送作家など番組関係者が呼ばれ、最終日(2019年12月3日)は、おぎのが諮問される)
結果、BPOは「やらせ」と判決。番組内での謝罪、社長の会見を行う。
その後、
・テレビ朝日は、制作会社の番組担当者たちに責任があるとして降格や番組異動を行った。外部スタッフ(放送作家)の解雇を行った。
・おぎのは辞めていたこともあり、特段の処分なし。
2019年12月3日
A氏とは、おぎのBPO出頭の後に会ったが、その後は会っていない。
最後にした会話は、「テレ朝もおぎのも社会的制裁を受けた。みんなで受けるもの。そこからどう変わっていくかが大切。おぎのさんが映画を作ったらみにいきたい」というものだった。
―この言葉により、おぎの自身、“自分も渦中にいた人間として映画「偏向報道」をつくろう、つくらなければ”という思いがかたまり、2025年撮影、2026年完成・上映に繋がることになる―
Filmography
長編映画
『私の骨』
原作:高橋克彦(角川ミステリー文庫)
出演:田口トモロヲ・石立鉄男
新宿シネマカリテにてレイトショー
『ほのかの書』
出演:吉村涼(「渡る世間は鬼ばかり」小島愛役)・霧島れいか(「ノルウエイの森」)・小野寺昭
『浅草堂酔夢譚』
”1シーン1カット99分”世界一
出演:堀川りょう(「ドラゴンボールZ」ベジータ役)・大堀恵(元AKB48)・高野志穂(NHK朝の連続ドラマ小説「さくら」主演)
音楽:BORO(「大阪で生まれた女」)
映画祭:モナコ国際映画祭・JapanFilmFestival in LA・シンガポール国際映画祭・インド国際映画祭・したまちコメディ映画祭
受賞:モナコ国際映画祭 IndependentSpiritAwards、主演男優賞、主演女優賞
高槻セレクトシネマにてレイトショー
「朝ズバッ」にて特集
『池島譚歌』
”レール移動距離1キロ”世界一
出演:金子昇(「百獣戦隊ガオレンジャー」)・堀川りょう
ユナイテッド・シネマ豊洲、長崎、キャナルシティ、なかまにて上映
テレビ朝日系にて1時間ドキュメント番組放送
短編映画
『福島さん』
国立近代美術館フィルムセンターにて上映
CINEとかちプリンス劇場にてレイトショー上映
スカパーch262シアター・テレビジョンにて放送
AERAにてインタビュー記事掲載
『糸』
主演:田中美里(NHK朝の連続ドラマ小説「あぐり」主演)
主題歌:井上あずみ(「となりのトトロ」主題歌「天空の城ラピュタ」エンディング)
テレビ
テレビ東京
「家、ついていっていいですか?」(2015年–2018年)
「YOUは何しに日本へ?」(2019年–)
東京MX
「モーニングクロス」芸能コーナー(2016年–2017年)
テレビ朝日
「スーパーJチャンネル」月曜特集(2017年–2019年)
「デザインコード」(2018年)
AbemaTV
「AbemaPrime」特集班(2019年–)
インタビュアー
外国俳優インタビュー
ブラッド・ピット
ジョニー・デップ(「パイレーツオブカリビアン」シリーズ)
ヒュー・ジャックマン(「グレイテスト・ショーマン」)
トム・ホランド(「スパイダーマン ホームカミング」)
マーク・ハミル(「スター・ウォーズ」シリーズ)
ミラ・ジョヴォヴィッチ(「バイオハザード:ザファイナル」)
スカーレット・ヨハンソン(「アベンジャーズ」シリーズ)
漫画原作
「ほのかの書」週刊女性自身 連載
講師歴
東放学園映画専門学校 非常勤講師(2008年–2020年)
文化女子大学 非常勤講師(2010年–2012年)
東京アニメ声優専門学校 非常勤講師(2013年–2014年)